せどり日記のアーカイブ

とある30歳ニートのせどりブログ終了のご挨拶

このブログを始めたのは、
新卒で入社したITベンチャー企業をたったの1年で退社した後、
心機一転アフィリエイトで稼ぐぞー!と、ウェブサイトを作り始めるも、
いつまで経っても成果がだせず、もうすぐ30歳だしハローワークいくかなぁ・・・、
という頃でした。

このブログの初期の記事に、その様子が少し書いてありました。
ニートからの脱出。就職活動始まる!

就職もダメ、アフィリエイトもダメ、何やっても上手くいかなかった頃に、
飛び込むつもりで始めた「せどり」で成果が出始めた時は、それは嬉しいものでした。

そういえば、このサイトのヘッダーに記載のある、
・目指せ売り上げ100万円!
・せどりで建てろ一軒家
は、どうだったかというと、

どちらも未達成でございます(・∀・)

単月の売り上げとしては、80万円弱がわたくしめの戦闘力の最高値でした。

理由としては、メインの在庫が専門系の図書で、回転本の取り扱いが少なかったこと。
検品や商品化に時間をかけ大量の出品登録ができなかったこと。

いや、3か月仕入頑張って、次の3か月はネトゲばっかりするという
よろしくない生活習慣が一番の原因だったかもしれませんw

普通に続けていれば、売り上げで 100万円程度は達成できますよねw

現在はフリーランスエンジニアとして、IT業界をメインの戦場としており、
もう2年以上もせどり関連の活動に割く時間がとれていないため、
このあたりでいったん区切りとしたいと思います。

販売業自体をやめるつもりはありませんので、
いつかまたネット販売の業界を戦場とする日がくるかもしれませんが。

Not in Employment, Education or Training.

雇用されておらず、学校にも職業訓練にも行っていない人
(意訳:とある30歳ニート)

本来は「若年無業者」のことを指す言葉であり、
収入がある人を「NEET」とは呼称しないとは思いますが、
雇用されずに自分で稼ぐ道を選択したあの頃(2010年の初夏)を忘れずに、
これからも NEET であり続けたいと思います。

現在でもFBAを利用して、過去の在庫分の販売は継続していますが、
既に在庫数も1000を切り、毎月の売り上げもだいぶ少なくなってきました。

こちらのブログでは発信する情報も特に思いつかないのが現状ですので、
時期をみて閉鎖、またはアーカイブとしてどこかへ移動しようかと考えています。
もともとしょうもないネタしか投稿していませんでしたが(すみません。。)

30neet.com は、思い入れのあるドメインなので、
今後は別のテーマのブログなどで利用するかもしれません。

せどりで出会い知り合いとなった同業の方々、
商売のきっかけを作ってくださった愛媛の御師匠様、
仲良くしてくださった某古本チェーンの店員さん、
インターネットを介して遠いところから私の出品物を買ってくださったお客様、
そしてこのせどりブログを訪れてくださった読者の皆様方、

長い間お付き合いくださり有難うございました。

2017年4月16日 | コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリー:せどり日記 サイト運営

走レ、ニイト(上) ちくわ文庫

ニイトは激怒した。

必ず、かの邪智暴虐のセドラゥを除かなければばらぬと決意した。

ニイトには商売がわからぬ。
ニイトは、無職の村民である。

キーボードを叩き、ネットと遊んで暮らして来た。

けれども流行りに対しては、人一倍に敏感であった。

きょう未明ニイトは家を出発し、野を越え山越え、
十里はなれた此の古本の街にやって来た。

ニイトには父も、母も無い。女房も無い。
ひとり、ネット古書店を、細々とやっているのだ。

ニイトは、村の或る一枚の請求書を、近々、納めることになっていた。
納税期限も間近かなのである。

ニイトは、それゆえ、転売できそうな古書や回転本やらを買いに、はるばる街にやって来たのだ。
先ず、その品々を買い集め、それから都の大路をぶらぶら歩いた。

ニイトには竹馬の友があった。

セドリンティウスである。

今は此の古本の街で、情報販売屋をしている。
その友を、これから訪ねてみるつもりなのだ。

久しく逢わなかったのだから、訪ねて行くのが楽しみである。
歩いているうちにニイトは、まちの様子を怪しく思った。

ひっそりしている。

もう既に日も落ちて、まちの暗いのは当たりまえだが、
けれども、なんだか、夜のせいばかりでは無く、街全体が、やけに寂しい。

のんきなニイトも、だんだん不安になって来た。

路で逢った若い衆をつかまえて、何かあったのか、
二年まえに此の街に来たときは、夜でも皆がうたって、まちは賑やかであった筈だが、
と質問した。

若い衆は、首を振って答えなかった。

しばらく歩いて老爺に逢い、こんどはもっと、語勢を強くして質問した。

老爺は答えなかった。

ニイトは両手で老爺のからだをゆすぶって質問を重ねた。

老爺は、あたりをはばかる低声で、わずか答えた。

「携帯でのサーチは、禁止です。」

「なぜ禁止なのだ。」

「悪心を抱いている、というのですが、皆の者が、悪心を持っては居りませぬ。」

「たくさんの本が抜かれたのか。」

「はい、はじめは専門書を。それから、回転本を。
それから、小説を。それから、新書と文庫を。
それから、雑誌と週刊誌を。それから児童書を。
それから、コミックを。それから、函本を。それから、1円本を。
それから、ストッカー開け閉めを。それから、古本出しっ放しを。
それから、ストッカー隠しを。それから、カゴ放置を。
それから、値札カリカリを。それから、同業同士での喧嘩を。
それから、横柄な態度を。それから、値札の張り替えを。」

「おどろいた。セドラゥは乱心か。」

「いいえ、乱心ではございませぬ。
どんな手をつかってでも、仕入れをすることが重要だ、というのです。
このごろは、ライバルの一挙手一投足をも、ご観察になり、少なしく派手な仕入れをしている者には、
隙を見計らい、足下のカゴから、めぼしいものを横取りするのです。
今日は六冊抜かれました。」

聞いて、ニイトは激怒した。

「呆れたセドラゥだ。生かして置けぬ。」

ニイトは、単純な男であった。

買い物を、背負ったままで、のそのそ商店にはいって行った。
たちまち彼は、入り口付近のゲートにかかり捕縛された。
調べられて、ニイトの懐中からはバゥコゥドが出て来たので、
騒ぎが大きくなってしまった。

ニイトは、店主の前に引き出された。

「このバゥコゥドで何をするつもりであったか。言え!」

暴君オフは静かに、けれども権威を以て問いつめた。
その店主の顔は蒼白で、眉間の皺は、刻み込まれたように深かった。

「街をセドラゥの手から救うのだ。」 とニイトは悪びれずに答えた。

「おまえがか?」 店主は、憫笑した。
「仕方の無いやつじゃ。おまえには、わしの怒りがわからぬ。」

「言うな!」 とニイトは、いきり立って反駁した。
「人の心を疑うのは、最も恥ずべき悪徳だ。 店主は、顧客の良心をさえ疑って居られる。」

「疑うのが、正当の心構えなのだと、わしに教えてくれたのは、おまえたちだ。
人の心は、あてにならない。人間は、もともと私欲のかたまりさ。
信じては、ならぬ。」

店主は落着いて呟き、ほっと溜息をついた。

「わしだって、売上げを望んでいるのだが。」

・・・

つづく。 かもしれない。

あとがき。

※この物語はフィクションであり、登場する団体・人物などの名称はすべて架空のものです。

という訳で、こんばんは。
そして太宰治ファンの皆様ごめんなさい。

ある一時期、非常にマナーの悪いセドラゥが増殖したせいか、
一部の小売店(書店に限らず)では、バーコードや携帯での商品サーチを禁止するところがありますね。

自分のいる地域では、まだ珍しいほうなのですが、
バーコードNGが1店舗、携帯(手打ち)もアウトが1店舗。

かと思えば、明らかにせどらーも、ターゲットに商売しているお店もあります。

ウチの地域は、まだこちらのタイプが多い状況ですが。
要は、店主や店員がどう思うかなのでしょう。

先に書いた、ある一時期、
いつもどおり迷惑にならぬように気をつけて物色していたつもりのある日、

「あの人まだいるの?」「そこの棚の裏・・・。チッ。」
という、会話が聞こえてきました。

「俺のことかぁぁぁぁーーーー(jдj)!!!1」

なんと悔しかったことか。

私のらいおんハートはポキッと折れたのでした。

それからしばらくして、一時期ほどセドラゥがいなくなった影響(?)なのか、
お店へ行くと、以前のようにまた挨拶をしてくれるようになった。

先日には、熱い舌打ちをくれた店員さんが、
棚補充前の単行本の山を、こちらもどうですか。
と声をかけてくれた。

なんと嬉しかったことか。

ちなみに、ISBNなしの古い古書ばかりだったので、丁重に辞退させていただいた。

相手に敬意を払えば、気にかけてもらうこともできる。
相手に悪意で接すれば、ゴミ虫のように邪険に扱われる。

挨拶をされたら、「こんにちは。」と笑顔を返そう。
丁寧に袋詰めをしてくれたら、一言「ありがとう御座います。」とお礼を言おう。

あなたが取った態度や行動、それは必ず自分へと帰ってくるのだから。

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2013年5月30日 | コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |

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新年のお参りと初せどり。

近所の神社で新年のご挨拶。商売が上手くいきますように(-人-)

2013年、一発目の仕入れに行ってきました。

といっても、出かけたのは昨日(2日)なんですけどね。
それを、3日に書いているという・・・。

いつもの某古本屋チェーンは、本のセールやってたけど、
他のせどらーさんには何故か出会わなかったなぁ。
昨年は50%OFFセールだったので、どこも激戦だったけど。

お客さんも普段よりは少ない感じがして、
そこはお正月っぽいノンビリとした雰囲気だったかも。

まったりと楽しめた初せどりでした。

で仕事始めの前に、近所の神社へお参りに。

どうやって参拝すればいいのか、すっかり忘れてたけど、
お賽銭に105円投げ込んで、今年1年のお願い(?)をしてきました。

なんで105円なのかって?

そこは単Cせどらーのこだわりだな(・∀・)

  • かっこいい大人になれますように。
  • 商売がちゃんとできますように。

七夕のお願いみたいで、新年のお参りにすることなのかは、
若干の不安が残るけど、自分の決意表明みたいなものということで、おっけーに。

そして、リア充の妹が浅草の浅草寺に行ってきたらしく、
商売繁盛の御札をお土産に買ってきてた。

浅草寺で買ってきた商売繁盛の御札(お土産)

兄のあまりの哀れな姿に見かねたのかしら。

お兄ちゃん想いの良い妹じゃないですかっ!(jдj)

今年はがんばるぜ~~。

先日立てた目標の一つの読書は、
まだ0.5冊といったところ。なかなか進んでないです。

“読書をする”っていう、まとまった時間を作るの結構難しいかも。
それとも、数分とかの隙間時間を使って、数ページずつ読むのが正解なのかしら。

まぁ、まだ始めたばかりだからね。
そのうち何か見えてくるかもしれんです。

昨日読書用に買った本。

1週間は金曜日から始めなさい
―仕事と人生が楽しくなる時間活用術 [新書]

とりあえず積読で。

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2013年1月3日 | コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |

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2013年の目標を考えてみた。

明けましておめでとうございます。

ついに・・・・1年のスタートです!

といっても、たんなる365分の1日でしかないのですが、
昨年 “も” ゴロゴロしてしまった分、気持ちを切りかえるための

キッカケの日にできればと思います。

そんな訳で、今年の目標とやらを。

昨年も、一昨年も、数値化した定量的な目標を作ったはずですが、
一体何がいけないのか、年末になると「そんなのもあったな・・・?」
とかいう始末。

たぶん人間的に根本的な”何か”が足らないんでしょうが、
出来ないものは考えたって仕方が無い。

今年は、ハードルをたいぶ下げて、自分でも実現可能と思われる、
目標を設定してみることにしますた。

  • 月に4冊以上の本を読む。
  • 新しい商材の販売を始めてみる。
  • 月に半月以上は店舗仕入れにでかける。
  • 上3つの目標を、半年間は意識して続ける。

とりあえず、こんなところか。

月に4冊以上の本を読む。

昨年から、とある方のメルマガで「本を読みなさい」というメッセージを受けて。

本を読みなさいというのは、色々な人々が言っているけれど、
何故読む必要があるのか?という理由が、どうにもイマイチだったんですよね。
(もちろん興味が湧かないのは自分のスキルが低いからなのでしょうが。)

そのメルマガ風に言うと、自分は”下流の知識”にお金を出して、
おぉ!そうだったのか!これで勝てるぜっ!!111
とか、小躍りしているタイプ。

“誰か”が作り上げた、完成されたものを手にして喜ぶんじゃなくて、
自分の頭で考えられるように、思考力を少し磨こうと思いまつ。

もちろんラノベ以外で。

そしてウチの本棚の現状。

ニートの本棚 40冊×奥2列×4段で300冊ぐらい?

昨年は150冊以上は読んだはずだから、
小難しい本でも月4冊(年50冊弱)ぐらいならいけそうな予感。

新しい商材の販売を始めてみる。

現在は中古書籍をメインに、新品CDとかDVDとかフィギュアとか
を絡めながらやってるのですが、そのほとんどが店舗仕入れ。

せっかくのネットビジネスなのだから、
店舗仕入れにこだわらずに、新しいジャンルにも挑戦してみようかと。

まずは月に一種類、繰り返し売れるものを見つけてみる。
やってみることが大切なので、損益にはこだわらないようにする。

月に半月以上は店舗仕入れにでかける。

昨年は(自分には)無理な目標を設定してしまったため、
店舗巡りと出品作業だけでアップアップだったので。

最低でも半月程度は仕入れにでかけて、
残りは出品作業したり、リサーチしたり、本読んだりしましょうということに。

こんな目標は、目標とすら言わないんですけどね。
リハビリとかそういうレベルです。

とにかく今年は本を読んでみる。これが重要課題。
何かが変わるかもしれん。

ところで、お正月といえば初詣が思い浮かぶのですが、
みなさんは、初詣とかに出かけるのですかね。

知り合いは毎年かかさず行ってる人が結構多いのですが、
自分は生まれてこのかた、自発的には一度も行ったことが無いという。

今年は気持ちを新たにする意味で、ものは試しにお参りしてきます。

(-人-)パンパンッ <せどり万馬券がたくさん見つかりますように。

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